先日 ネットで子役さんの個人情報が晒されたことがニュースになっていましたね。
どうにも この話題を取り上げていた記事が内容的に片手落ちな印象が残ってしまいました。
もともとアンチと呼ばれる人も多かったのは事実ですが
問題になっている個人情報を書き込んだのは この子役さんを目撃したことを
悪気なく書き込んだ人たちだったようです。
もともとアンチが多くツイッターが炎上したこともあったりで
悪意がある第三者が意図的に情報を晒した っていう感じにしか受け取れない記事になっていたことが
そもそもの問題なのかもしれません。
目撃情報をご本人が募るツイートをしていたり
ご自身が自分のリアルタイムの位置情報をつぶやいたりしていたのも 悪気なく書き込む という
大きな要因になっていたように思います。
さて ここまでは起きたことの顛末でしかないのですが 私の中には大きな違和感がありました。
彼女のファンである人たちの意見もたくさん読みましたし アンチ派のスレッドも一通り目を通しています。
その中で感じたのは なんでこの子は矢面に立ってるんだろう? っていう素朴な疑問です。
最近話題になっていたオセロの中島さんの場合でも 所属事務所は解雇するまで
彼女に対してのフォローを しっかりされていたように思いました。
同じ芸能のお仕事をされている しかも未成年というのか子供といって差し支えない年齢の子が
すべてを引き受けるような形になってしまうのか よく分かりませんのです。(´・ω・`)
アンチ派の人たちが苛立つ原因を考えた時に この子の保護責任っていうのが曖昧なことが
いちばんの理由なのではないかと思います。
殺害予告がありましたとか 不審者が周囲にいるっぽいことを書いてしまっている以上
保護責任っていう部分を考えないで この子役さんのツイートを見ることは不可能でもありますよね。
成人のタレントさんであっても発言することは 事務所サイドのコントロール下に置かれているだろうし
それで商品であるタレントとしてのイメージを 保っているのも事実だと思います。
件の子役さんの場合は そういった部分が見えてくる訳でもなく どうなってるの? っていうのが
大方の人が感じる疑問なのではないかなあ。
過去の発言と矛盾しているとか 嘘を吐く って言われてしまうのも
この年齢の子がたくさんの人に叩かれながら
ツイッターっていうツールを使っている中で起きてくることとしては 自然なことなのかもしれません。
そもそも自分の発言に責任を持つっていうのは ある程度 自分の裁量で行動できることが前提であって
なぜ未成年が少年法で守られているのかといえば まだ自分の裁量だけで起こした行動にみあっただけの
責任を引き受けられるほどの判断力も経験則もないってことだと思うのですけど…。
だから 彼女が自分で責任を取る っていう発言をしたとしても説得力はありません。
自分は出来る! 責任を負える!と言ったとしても 本来は彼女が負うべきものではなくて
保護者が負うべきものというのが 世間の常識的な見方になってしまうのではないかな。
彼女にツイッターを通して弁明させるよりも 芸能人としてっていうスタンスを通すのなら
事務所から公式の見解を出すとかしてあげられないもんなんですかね。
まあ 大きなお世話というのか 私は芸能関係の諸事情には詳しくないので
そこまでする必要はないと言われてしまえば それまでですけど…。
周りの大人が彼女を大切にしているっていうことを明確に示さない限り
彼女ひとりが矢面に立つっていう この構図は変わることはないでしょう。
彼女自身が望むのか望まないのかは別として 芸能人としてのスタンスをきちんと作るなら作る。
これは芸能活動を支える立場にある 大人達がすべきことだと思いますが…。
環境づくりは周りが意思を持ってやらない限り難しいもんです。
いちいち記事にするなら ちゃんと内容が伝わるような形にしないと
ご本人が不利を被ることにしかならないですし その辺りの判断は周囲の大人がすべきこと。
ある程度のコントロールをつけてあげないと ホントにネット依存の情報弱者になっちゃうよね。
ここに あまり触れられていないのが 私の違和感の正体でした。
まあ 傍観者である 一般人のおばちゃんの私見でした。
他意はありませんです。(・ω・)
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