青森から帰ってまいりました。(・∀・)ノ
今回の旅のことを 少し書こうと思います。
まず初日は新幹線で新青森に着いた後 ローカル線に乗り換えて青森まで。
ここで待ち合わせて 車で拾ってもらいました。
青森駅に着いて改札まで行く途中の通路から 海が見えることに まずびっくりでした。
津軽海峡冬景色の歌詞に 青森駅は雪の中 っていうフレーズがありますが
勝手なイメージで内陸を想像していたんですね。
でもタイトルが 海峡冬景色 なんだから 海辺じゃんって後々気づきましたが…。
そこから一路 恐山を目指してスタートです。
途中 よくニュースで耳にする 六ヶ所村を通過。
大きな発電の風車が立っていて Jパワー関連の施設もあるようでした。
風景とのミスマッチな感じはありましたが こういった事業が入ってくるのも
賛否はあるかと思いますが 必要なことでもあるんだろうなあ と思いました。
そして横浜町の道の駅で 遅めのお昼ご飯になりました。
ここは海産物が特産品で 特にホタテがお勧めのようでした。
同行のお連れ様二人は 塩ホタテらーめんを 私はなぜかチャ―シュウ味噌らーめんを頂きました。
更にひたすら走り続けて 恐山に到着。着いたのは4時を回っていました。ここで色々画像をお見せできると良かったのですけど
恐山では携帯の写メのシャッターが下りることはなく なぜか電源が強制的に落ちてしまうので
残念なことに風景をお見せすることはできませんのです。(´・ω・`)

なのでパンフレットと宿坊に泊まると記念に頂ける お箸の画像だけ帰ってきてから摂りました。
ここは曹洞宗のお寺 恐山 菩提寺というお寺です。
よくテレビやなんかの心霊特集では おどろおどろしいイメージを伝えられてしまうと思いますが
とても清々しく清浄な空気感の霊場でしたよ。
生きている人にも 亡くなった人にも 大切な場所なんだなあ というのが率直な感想です。
生きている人は亡くなった人に 精いっぱいのことをしてあげたい想いを抱えて
ここを訪れるのかなと思ったりしました。 亡くなった方と今も繋がっているんだって実感できる
本当に大切で神聖な場所なんだと思います。
一方の亡くなられた方々にとっても ここは こちらとあちらの狭間のような感覚なのでは?と思いました。
イタコさんの口寄せに来られた方とお話しをする機会があったのですが
待っていても誰も呼んではくれない方も やはりいらっしゃるわけで…。
たまたま そういった方のお話しを断片的に聴くことになってしまいましたが
ただ話したいというだけで それ以上ではなかったです。
違う世界に住まうことになった生者と亡者が 自然に接点を持てるのが恐山なのかもですね。
ちなみに恐山というと風車がたくさんお供えしてあるイメージをお持ちだと思います。
あれはお花の代わりなんだそうです。
境内のあちこちで温泉が湧いていてガスが強いし 風も強く吹く場所なので
生花よりも風車なんだろうなあ と納得しました。
私も浄土ヶ浜というところに 1本お供えしてきましたよ。
記念にお箸を頂けると書きましたが ここは曹洞宗のお寺なので
ゴハンを頂くマナーもお寺の決まりに則っています。
禅宗ではゴハンを頂く器も自分の物がちゃんと決まっているそうなのですが
私たちはお箸だけ自分用の物を用意して頂いて それを朝と晩に使います。
そのお箸を持って帰れるわけです。
器を持って食べるが原則なので 小鉢もひとつひとつ持っては置きしながらなんですけど
ゴハンにおかずを乗せて食べるように習慣づいている私にとっては
なかなか緊張する食事の時間になりました。ノд-。)クスン
夜 境内裏手にある混浴のお風呂を見に行こうということになって
懐中電灯を手に三人で出かけたのですが 暗闇から何かが湧きだす ボコッボコッという音だけが聴こえてきて
あ~ 地球って生きてるんだなって 改めて感じたりもしました。
危険 と書いてある立札があって紐で囲われているのですけど そこは大きな穴の中に
どんどん温泉が湧いてきていて マジで危ないわけです。
とりあえず明日の朝 明るい時に景色を確認しようということで その日は終了しました。
お部屋に帰ると部屋の天井付近に白い霧が固まっておりました。
布団に入って眺めていると 天井に足をつけて歩いている小さい人を目撃。
リアルゼログラビティー状態ですね。まあ そんなこともあるかと寝てしまいました。
翌日は朝のお勤めに出て そのあとゴハンを頂いてから境内を散策しました。
昨日の境内裏手も確認。危険の立札が一か所ではなかったことに ちょっとビビりました。
お連れ様二人は囲い紐のところから 穴を覗き込んでおりました。
その後 車で白神山地目指して出発!という時になって 目がチカチカするからということで
私が運転手をすることに。
恐山のお風呂は硫黄が強いので けして風呂のお湯を顔に付けないで下さい。
目に入ると目を傷めることがありますと最初に注意を受けるので 誰もお湯を顔にはつけてないのになあと
不思議に思いながら道中を進んで行くと あの穴を覗き込んだのがいけなかったのでは?と気づきました。
あまりにも辛いということで 途中でドラッグストアに駆け込んで目薬を購入。
薬剤師さんに硫黄の強いところに行ったら目がチカチカするです と説明すると
超おすすめの目薬をすぐに出してくれました。もしかしたら ここではありがちなことなのかもですね。
みなさまも火山性のガスには お気をつけください。
というわけで一日目の恐山はここで終了です。
また白神山地編はあらためてアップしますね。そちらは少し画像がありますです。
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