あれから一年か…。

去年のダイヤモンドプリンセスから もう まるっと一年なんですね。
今のように日本中に拡がる前から コロナウイルスを割と身近に感じていました。
この客船の対応をしていた港から近いところにいるので 色々な話も聞きましたし。
結局 誰にも正確なことが分からないまま時間が経って 今は世界中に蔓延してしまいましたね。
日本って島国だからなのですが しっかりした検疫がされていれば こういった蔓延は防げるだろうと思っていました。
その しっかりした検疫 が 無いことまで 私の想定にはなかったんですよねえ。
船の検疫と 空港の検疫では 一日に扱う数も違うでしょうし なかなか難しいんでしょうね。
昨年の緊急事態宣言に続いて 神奈川県はまた緊急事態宣言下です。
ただ 何か決定的に違う気がしています。 みんな慣れちゃったというのか それほどナーバスではないように思えます。
特に横浜市内の感染者の増加は ちょっとドン引きするほどなんですよね。
検体数は相変わらずの隠ぺい体質で実数はわかりませんし 現状 病床がどれだけ使えるのかもわかりません。
それで 感染者が減ったといわれても みんな信用しないのもありますし 自分の身は自分で守るしかない。
そんな諦めた空気も感じます。 実際 私も そう感じながら生活していますし。
自治体は市民のくらしには無関心ですし。
かといって毎日 耳目に触れる国会のニュースは正気の沙汰とも思えない内容だし。
気分転換に読書でもしようかなと思うのですけど 本に書かれていることが 私なりに納得いくものであればあるほど
自分が置かれている状況が とても正常とは思えなくなるので すっかり本を読めなくなりました。
まあ 正常ではない というのは特殊な状況下だからということではなくて ここまで無為無策な国に住んでいること。
日本だけではなく 世界中が感染症と向き合っているなかでも まだオリンピックを開催したい姿勢を崩しません。
確かに大きな利権が絡んでいるので 日本から止めますとは言えないのかもしれません。
ただ みんなのくらしや健康 いのちよりも利権なんですね? そう考えると やるせないですね…。
もっと早く 他国から来る選手や関係者も含め 人の健康といのちを優先したいので中止したい そう発信されていたなら
この状況でも まだ気持ちは違っていたのかなと思ったりします。
さらに言えば総理の最終的な公助は 生活保護を使えという言葉でした。
昨年の持続化給付金から始まって さまざまな給付を受けながら 暮らしをつないできた人は沢山います。
コロナが終息した後 また安心して暮らせるように 仕事や家族 いろいろなものを守って今に至ると思います。
今回の緊急事態宣言で給付対象にならない人たちは 早期の給付を求めています。
みんな不要不急の外出を控えたり 感染予防は日々されています。
それでも すべて経済が同じようには回らないんですよ。ある狭い範囲に関しては 確かにコロナ禍の中も成長していますね。
それは ある一部に限られていて ほぼ 大多数の人たちは そこから漏れています。
もともと 昨年から回ってはいなかったところに ある程度 給付金が出てたことで 今年まで保ててきていただけの話かとも思っています。
社会保障ってなんだっけ? そう考えるのもめんどくさい日々になりましたね。
とりあえず 自粛してください 我慢してください それだけで おとなしく従うのも国民性なのかもしれません。
ただ 自粛している人も我慢している人も けしてオリンピックのためでも 政府のためでもないことは知るべきかも。
みんな 自分の家族や大切な人の感染を防ぎたい 医療現場の負担を減らしたい そんな想いじゃないでしょうか。
欲しがりません 勝つまでは これが政府側が国民に望んでいることなんでしょうね。
これは 戦時下ならコントロールできたことかもしれませんが この時代には通用しない悪手だと気づいて欲しいですね。
もう 今さら引き下がれない意地だけで政治をしているなら 巻き込まれるのは 御免被りたいです。
もう 何も進まない日々に 少し飽きています。
とりあえず まだ自粛は続けますね。
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