毎年 夏になると広島や長崎で 原爆による慰霊祭が行われますよね。
核を使った戦争が二度と起こらないように みんなが同じ気持ちで
戦後何十年も祈ってきたと思います。
放射能の恐ろしさを知っているのは 他のどの国よりも日本人だと思います。
その核を燃料に使って発電する というところで
日本人は原子力発電っていうシステムにも ずっと危機感を感じながら
過ごしてきたのも事実ですよね。
今 福島では原発事故で被曝の被害を受けている方がいらっしゃるし
埼玉、千葉、東京では 水道水に放射能の反応が出ているし
福島さんの野菜には摂食制限が出されました。
でも これは永遠に ではなくて あくまでも一時的なことで
少し時間が経っていけば 落ち着いてくるものではあるようです。
某SNSで福島のユーザーさんの 書かれた文章のコピペが拡散されていました。
福島原発で作られていた電気は首都圏で消費していた。
首都圏の人たちが今回の停電で文句をいうのは筋違いだ。
放射能漏れがあって物資の供給も避けられている。
福島を見捨てないでほしい というような趣旨だったと思います。
(敢えてここにはコピーは貼りません。)
今回の震災で被害の大小はあっても かなり広域に 被災者 は存在していると思います。
首都圏で家が潰れたり 家族を亡くしたりしていなくても
同じ出来事を体験している 被災者 には違いないと思うんですよ。
福島の原発事故に関しては 本当にみんながどう対処して良いのか分からない
未曽有の災害 って呼んで良い物だとも思います。
周囲が様子をみることしか出来ない 自分の判断だけでは動けない状況の中で
現地で避難していらっしゃる方の不安は募ると思います。
でも 誰も福島を見捨てたりしないし 被曝の危険から自分だけ逃れればいいとは
思っていないと私は信じています。
先週末 関西に行ってきて感じたことですが
西日本の人たちも 同じようにこの地震、津波、原発の被害を捉えてくれていました。
けして 他人事ではなかったですよ。
津波の被害 原発の被害 地震の被害 いくつも重なってしまっていますが
津波や原発事故を直接経験していなくても 起きていることの大変さを
受け止めようとしてくれていると思いました。
東北で福島で起きたこと ではなくて
日本で起きている大災害と捉えるのが本質なのかもしれません。
だから がんばれ っていう突き放した言い方じゃなくて
一緒にがんばろう っていうのが 正解だと思うです。
何がいいたいのかよく分からなくなりましたけど
とりあえず 赤ちゃんたちに限り 水道水は避けた方がいいだけで
特に大事ではないよ ってことになってるのが今日みたいですね。