理解し得ないものもあるね。

慣れないジャンルの本を読んで 理解し得ない世界ってあるんだなって思ったりします。
ヨーロッパのむかしの哲学者の人の書いた本なんだけどね。
そもそも人間って法律とか権力に支配されなくても それなりに自分たちのなかで やっていいことと悪いことは分かるし
もし 良くないことをしたらコミュニティーのなかで なにかしらのペナルティーを与えられるよねっていう割には
植民地を視野に入れた話をしてたりするんだけど。
ヨーロッパ発の文明っていうものが 今の時代のある程度の基盤になってるのはわかるんだけどさ
その文明を押し着せられて ヨーロッパっぽくしてねって同化させられていくこと 土地や資源を搾取されて労働力にされること。
これって しあわせでもなんでもないとしか思えない。
結局は支配と被支配の関係しかないじゃん。
こういうテーマにぶちあたると 私の中にはいい答えはみつからないです。
むしろ こういう考え方にそって出来上がってきた現代の世界って いい形に仕上がってるのかな?
なんか どっかで間違えてきてないの?
私はポストコロニアルっていう言葉が あんまり好きじゃないんだけどね。
植民地化されて 返還された後の状態のことなんだけど 結局 日本だって戦争に負けてからの時代は
ポストコロニアルなんだと思うよ。
なんだか特別な地域のことみたいに言ってるの見かけるけど。
過去は取り消せないんだから これからの世代には いい世の中を 残さないといけないよね。
それにしても 昔の哲学者って腹立つわ。
勝手なこと言ってんじゃねえぞって ものすごくモヤモヤしたわ。
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