地域猫って理解されてないんだね~。

ここしばらく 捕獲さんのお手伝いをしています。
子猫たちが増えていて 小さいうちに捕獲して里親探しをするので まずは子猫からっていうことで。
うちの周辺は あと二匹なのですけど ちょっと路地を入った別の町内には ちょっとびっくりなくらいな子猫がいました。
これから寒くなる前に ぜんぶ保護しようと計画しています。
おとな猫でもなつっこい子は 譲渡できそうなら おうちを探します。
私はもともと ごはんの係なので 捕獲の作業に慣れていなくて 猫に負担がないようにと試行錯誤なのですけど…。
この ごはんの係 というのが 地域猫の理解が無い 知識が無い人にとっては害悪なんですね。
おまえらが食べさせるから猫が集まる 増える。
まあまあ そういう方々にとっての攻撃対象にもなりますし。
うちも御多分に漏れず いい感じでターゲットになっています。
それでも ちゃんと理解して協力しあえる人たちがいるので なんとか続けていられます。
ご飯を食べに集まってもらって 少しずつ捕獲して避妊去勢をする。
野良ちゃんにも ご飯をたべさせてって 愛護法で決まってるよっていうことを 周知するのもだいじだなと思ったりしました。
それは 行政や町内会の仕事だからって言ってはもらっていますが なかなか進まないようです。
世の中が すべからく野良猫にやさしいとは思っていませんし みんなが猫好きとも思ってはいませんが
お腹が空いていて餓死するって どれだけ辛いか ほんの少し想像してもらえたらなあと思ったり。
この地域猫活動に協力してくれている ご近所のみなさんは みんなボランティアなんです。
おとな猫の避妊去勢には助成金が出ますが 子猫に関してはすべて自腹です。
ごはんの係のおうちも みんな自腹でフードを買います。
それでも 猫たちが安心して地域で暮らせるように 工夫したいんですよね…。
別に自分たちが正義だとは思ってはいないし うまく共生していける環境を作りたいだけなんですけど。
避妊去勢しても野良ちゃんたちは おうちの中の子ほど長生きは出来ません。
その短い命の時間だけ ひもじい思いをしたりせず できるだけ雨風をしのげるようにしたいだけなんですよ。
そのうち 町からは猫の姿は消えるでしょう。
その時まで ほんの少し待って欲しいだけなんですけどね。
どうして こんな世の中になったのか 猫ってそんなに邪魔な生き物だったんだっけ?って 捕獲しながらも思います。
自分以外の命を邪魔者扱いする人間って いつか本気で滅びるんだろうなと考えます。
もちろん人間同士でも同じだから 戦争もあるし 人種差別もなくならないし 違うものを許容するなんていう器もないし。
それが人間がしてきた選択の積み重ねなのであれば 自業自得なんですよね。
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