いろはにほへと

今日は従兄の49日の法要でした。
そのなかで お坊さんが いろは歌 を唄ってくれました。
『色は匂へど 散りぬるを』
『我が世誰ぞ 常ならん』
『有為の奥山 今日超えて』
『浅き夢見し 酔ひもぜず』
花はきれいに咲いて いい香りを残すけど散っていくよね
この世の中に 変わらない物なんてないから あなたも花と同じで変わったんだよ
この人生で たくさんの見えたり 見えなかったりする険しい山を越えてきたんだね
儚い夢だけをおって 逃げたりしなかったね
こんなふうに解釈しながら聴いていました。
いろは歌は弘法大師が作ったよという説があるそうですが 誰が作ったにせよ
故人に贈る やさしい歌だったように思いました。
もし 今を生きている人に贈るのであれば 『有為の奥山 今日超えて』 は たくさんの困難に出会っても
最後の部分 『浅き夢見し 酔ひもぜず』 は 儚い夢だけを追って 酔って逃避して道を誤るな っていうことになるのかな。
ちょっと こころに残る法要でした。
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