地域猫にご理解を。

今 昨年末で中断していたTNRを再開しています。
時期的に 少し遅かったかなという焦りもありながらですが…。
なせかというと 既に春の発情期が終わっており 女の子は妊娠している可能性が高いからです。
今朝 病院にお迎えに行った女の子も 既に妊娠していて 結果 中絶手術になりました。
生ませてあげて子猫の里親を探して ママも引き取り手を探せばいいじゃん というのが何よりな方法なんですよね。
でも 今 私がいる環境では 既に そういった試みもされていながら 手が回らないのが正直なところです。
ケースバイケースですが 今回は とても残念ながら中絶という結果になりました。
捨て猫は絶対に止めて欲しいし 完全室内飼いも お願いしたいところです。
ただ すでに野良猫と呼ばれる地域に暮らす猫たちも 生きて行かなければいけません。
そのために エサやりさん という 係のおうちもあります。
これにもルールがあって 自宅敷地か決まった場所でしか 給餌をしない決まりがあります。
猫の場合は糞の問題もあって 周囲のご理解がどうしても必要になります。
野良猫たちは長く生きても5年から7年程度と云われます。
それ以前に 暑さや寒さが厳しければ もっともっと短命になります。
交通事故 病気 ケガのリスクもありますし。
このまま不幸な野良猫の数を減らす 今ある命を守る これが 地域猫活動で TNRと呼ばれる去勢避妊活動です。
エサやりさんはクレームのターゲットになりやすいのも事実ですが 耳の端に切れ目があれば手術が済んでいる証拠です。
そして 決まりを守って給餌されている限り どうか エサやりさんへの攻撃は止めて頂けたらとも思います。
猫を好きな人ばかりではないし すべての人にご理解をいただくのは難しいのは承知していますが
先が長くない 小さないのちたちに ほんの少しの愛情と居場所を頂けたらと思います。