実修というのは 知識として学んだり 練習して体得する。
実証というのは 学んだことを 使える物として活かす。
という風に理解しているのですけど 私が出来る限りそうありたいと思う言葉です。
これは理源大師さんっていう 昔のお坊さんのモットーだそうですが
とっても素敵な方だったんだろうなあ と想像してみたりします。
今はロンドンオリンピックも半分の日程を終了しましたね。
毎日 何かしらの中継を見ながら 選手の人に求められるのも
きっと こういう物の考え方なんだろう と勝手に納得していたりします。
私にとって大事に思えるのは 実証 の部分なんですね。
色んな理屈や知識を蓄えることって そんなに難しいことではないし
むしろ 何かを知ることや 何かの思想や理屈に帰属することで
安心感を得てしまえるので 知ったことが知恵として活かされないままになるのだったら
それほど勿体ないことはないし 下手な考え休むに似たり ということだったり
どんなにすごいことを知っていても 使えなければ猫に小判かもですよね。
学んだことを実践するっていうのは どう生きるか?っていうことにもつながってくるし
実は ものすごく大事なことのような気もします。
今回のオリンピック前半戦。
水泳の北島さんが 私の中ではベスト1な感じです。
個人では4位という成績で終わりましたが この4位の価値っていうのは
たぶん ご本人にしか分からない 本当に得難いものだとも思いました。
彼がインタビューで もっと水泳が好きになりました って答えていたのは
これからも 水泳 っていう世界で 自分の持ってる技術や知識を活かしていく
そういった気持ちが込められていたのかもですね。
人は生身の身体を持って生まれてきて 病気になったりケガをしたり
他の人と自分を比べる大きな要素になったり。
けっこう面倒くさいもんなのかもしれません。
挫折もするしコンプレックスも感じますよね。
でも だからっていって 肉体を持って生きることを否定するのは違うですよね。
生身の身体は自分の生き方を実践するには不可欠なもの。
身体があって生きているからこそ 出来ることがあるはず。
生きられる時間には限りがあるとです。
だからこそ 今の自分が何かを出来る環境にあるなら しない理由はないですよね。
出来ることを出来るだけやる。
これは簡単そうで 実は意外と難しいのかもなあ と漠然とですが思ったりしました。
さて。
ここまで書いて また分からなくなってまいりました。
ほんの雑感ということで勘弁してください。
(・ω・)