お久しぶりです。(・ω・)
この前の旅のお話を少し書いておきまする。
今回は目的もあまりないまま 奈良に行ってきました。
初めてお参りした大和神社というところで 自分の中では新しい発見がありました。
この神社のご分霊が あの戦艦大和の神棚にお祀りされていたとのこと。
船に神棚って祀るものなのかあ…。(・ω・) と普段から船には縁の無い私にとっての新発見です。
帰ってから色々調べてみると 船の名前と神棚に祀られるご祭神の関係は深いことを知りました。
例えば私たち横浜市民になじみがある 氷川丸 には氷川神社。
戦艦武蔵も氷川神社なのですが 武蔵国一宮 ということで武蔵というお名前に。
那智という船には那智大社。
こんな感じでご祭神にちなんだお名前にしたのか お名前にちなんだご祭神をお祀りしたのかは謎ですが
こういった形になっているそうです。
今でも自衛艦には必ず神棚を祀るということが 慣習として残っているそうですよ。
商船や漁に出られる大き目な漁船にも 神棚はお祀りされるそうですが
金毘羅さまや地元の鎮守さまが一般的なのではないかということでした。
ながく陸を離れて海という大きな自然の中で過ごさなければいけない船乗りさんたちが
神棚を祀ることで陸の神さまとのつながりを感じていたかったのかなあ と思ったり
広大な海原には人知の及ばない何かがあることを知っていて 神さまをおそばに置いたのかなあとか
想像は色々膨らんでいきますね。
島根に行った時も 海に日が沈むところには黄泉の国がある という話も聞きました。
あの力強く人が抗えない力を持っている 海 だからこそなのかもしれませんね。
と 海の無い奈良県で こんなことを考えておりました。(・ω・)
そしてもうひとつ。
等禰神社というところ。
ここには鳥見山という小さな山があります。 この山に八咫烏が舞い降りたという伝承があるそうな。
延喜式にも載っている とても古い神社です。
ここの境内に赤地にシロでお猿さんが書いてある手拭いがかけてあったので
神社の方に なんでお猿さんなんですか?(・ω・) とお尋ねしたところ
これはお猿ではなくて 八咫烏です。(爆) と大爆笑でお答えいただきました。
何でも境内から大昔の人が作ったお人形が発掘されたのですが 文献と照らし合わせてみると
当時の人が感得した八咫烏の姿を立体造形にしたものなんだそうです。
下にパンフレットの画像を貼っておきますが 社務所に置かれていたレプリカを見せて頂くと
確かにくちばしがあって お顔は鳥なんですよね。
なぜ二足歩行で素敵なお召し物を着ていらっしゃるのかは謎ですが ものすごく惹かれるお姿ではあります。

そして 今回は坐神社前の懐石屋さんで 素敵な御膳をごちそうになって
さらに夜ご飯に沖縄料理を頂いて帰ってまいりました。
懐石 神籬さんはお昼のお料理は割と気軽に頂けると思います。
奈良に行って こういうちゃんとしたところでゴハン食べたの初めてでしたわ。
いちおうお勧めのお店として貼っておきますね。http://love-asuka.jp/himorogi/about.html
というわけで 他に聖林寺の観音さまにご挨拶に行ったり 大神神社にお参りしたりと
呑気に過ごしておりました。

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