となりの稲荷さまとの馴れ初め。(・ω・)
このブログでは 割と多く登場してらっしゃるご近所さんです。
どうして私が この稲荷さまが大好きなのかというと
ものすごい真面目に神道系のことを学んでいるからでもなく ご利益が頂けるからでもなく
ホントに小さいころから慣れ親しんだ 近所のおじいちゃん的な親近感かもしれません。
このお稲荷さんを勧進したのは 地元も大地主さんちの おじいちゃんでした。
とても大切にお祀りされていて 初午の時には新暦と旧暦 どちらも
正一位稲荷大明神 と書かれたのぼりをたくさん立ててお祝いしていました。
丁度 参道沿いに位置しているうちからは 果物とかをお供えにあげてもらってましたっけ。
その初午の時には 地主のおじいちゃんが近所の子供たちに
お菓子を袋につめた物を振る舞ってくれるんですよ。
かっぱえびせんとか チョコレートとか 色んなお菓子が入ってました。
その初午ののぼりが上がると お菓子の日だ! って 朝からすごく嬉しかったです。(・∀・)
地主のおじいちゃんが他界されてから こういった行事もぱったりと途絶えてしまい
稲荷さまの社は放置されていきます。
本来は勧進された家のご家族が継いでいかれるものなのでしょうが 上手く継承されなかったんですね。
手を出して良い物かどうか迷いましたが 最初におせわされていたおじいちゃんの気持ちや
小さい子供の私たちにまで ご利益を分けてくださったことが思い出されて
このまま放置して朽ちてしまうのは 我慢なりませんでした。
今はホテルのような老人ホームに入っちゃった となりの100歳近いおじいちゃんと
交代でおそうじしたりしていたのですが 今は私とうちのばあちゃんだけが
残っててお世話する形になってしまいました。
それこそ大昔から この近所では愛されてきた御社ですし
今もゴミ捨てなどで前を通られる時には ご近所の方も必ず一礼されていかれます。
私がとこまで出来るかはわかりませんが 出来る限り出来るだけのことをして
守っていきたいと思っています。
稲荷信仰って よく霊能者さんが問題視しますよね。
わたしも仕事で会ったことがある霊能さんに あなたきつねがいるわよ!て言われたことあります。
でも 別に悪いことじゃないし 仲良くしてくれてるんだなあと思って 嬉しくなりました。
稲荷信仰=きつね=悪 という構図がどこから出てくるのかは知りませんが
こちらがどんなモチベーションで おつきあいしていくかが大切なだけで
稲荷さまもご眷属のきつねさんも けして悪いものでも怖いものでもないです。
むしろ 助けて頂いてばかりで 申し訳ないというのか 感謝することばかりです。
受験のシーズンになれば こっそり合格祈願におとずれる学生さんもいるし
会社の中で何かお願いしたいことがあれば サラリーマンのとお兄さんもいらっしゃるし。
そんな風に みんながちょっと頑張りたいときや 何か絶対に頑張りますって
宣言しにくる場所として やっぱり大切なものだと思います。
なんでこんなことを急に書こうかと思ったかというと 昨日 お菓子貰った初午の夢を見たので。(^ω^)
みなさんにも良いご縁がつながれていきますように。

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