5年前の今日。
被災地の人たちに そう問いかけるドキュメンタリーを視ました。
自分はどうだったっけ? 思い出そうとしても 何を食べたのか思い出せませんでした。
思い出したのは テレビに釘付けで情報を集めようとしていたことと
揺れで開いてしまった戸から 外に出てしまった愛猫のタラちゃんを探し回ったこと。
テレビからも携帯電話からも 緊急地震速報が鳴りっぱなしだったこと…。
親戚の様子を見に車で外に出て コンビニの行列にびっくりしたこと。
信号が消えて 道路が大混乱になっていたこと。
そらが真っ暗になってきて 小雪が舞っていたこと。
何を食べたのか思い出せないのは 私が 生きるか死ぬか そんな厳しい状況にはいなかった。
そういうことなんだなって 改めて思いました。
あの震災の記憶が 自分の中で風化してしまうことは けして無いと思います。
でも 時間の経過と共に 寄り添う気持ちの距離感が変わってしまうのかな とも思います。
もしかしたら 完全な他人事になってしまうことが いちばん いけないことなのかもですね。
震災で亡くなられた方々のご冥福と 被災された方々の今後が良いものであるように
遠くからですが お祈り申し上げます。

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