モモ。
なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからです。そして人のいのちは心を住みかとしているからです。
引用元:『モモ』ミヒャエル・エンデ作、大島かおり訳
ひさしぶりに 「モモ」 を 読み返しました。
引用したのは その一節です。
なんで読み返そうと思ったのかっていうと 私はどうして開運に興味がないのか を 知りたかったからでした。
最初は 自分って運がいいと思ってるからだよねって 考えたのですけど
何を以って 運がいい なんて思うのか 根拠がないことに思い至ります。
じゃあ なんで みんなは開運が好きなんだ? と 視点を変えて考えてみました。
そもそも 運がいい って思うのは主観であって 運が悪いと思うのも同じことですよね。
開運っていうのは 今の自分では満足できていないから もっともっとって望むことなのかもと思います。
それは間違ってはいないけど 目的が何か ゴールはどこかによっては はいいろの人たちの思惑に
まんまとはまってしまうのではないか? そんなことを考えて ひさしぶりに読みたくなったのでした。
自分の 時間 は限られていて その時間が終わったときに
人生を遡って 自分は時間っていう音楽とひとつになる そんなふうに書かれています。
いろいろな情報にふりまわされても 過ぎていく時間は変わらないんですよね。
長い道路のことをぜんぶ考えるよりも 今 目の前の一歩をちゃんと見ること。
やっぱ これに尽きるかもです。
読書感想文としては どうでもいい話になりました。

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