連休中に京都の海側 宮津や舞鶴方面に出掛けてきました。
宮津ではお寺に用事があったのですけど 通りがかりに籠神社というところに寄りました。
ここも元伊勢と呼ばれている場所のひとつです。
そのさらに奥の宮に 真名井神社というところがあります。
坂道を少し上っていくと 湧水の横に小さなお地蔵さんの祠がありました。
なんでも昔 津波が押し寄せた時に この地蔵さまの前で水が止まった。
津波がきたらこの上まで逃げなさい ということが書かれた看板が立っていて
ここでも昔の人の災害への戒めの伝承は残っていました。
この古い石造りの地蔵さまは ひとつだけ願いを叶えてくださるとのことなので
地蔵様が過去の長い時間の中でご覧になった どの災害よりも
たぶん悲惨な出来事が東の国で起きています。
どうぞ これ以上 みんなが悲しむことがないようにお救い下さい とお願いしてきました。
籠神社の境内社には春日明神 猿田彦などが祀られていて
国家鎮静や電気関係にご利益があるとのことなので
災害の鎮静化と 福1で作業して下さっているみなさんの安全をお願いしてきました。
お願いきいてくれるかなあ…。(´・ω・`)
日本の各地には かなりの数のこういった伝承が 形として残っているそうです。
自分がリアルに目にする機会に突然恵まれたことで
やはり今回の震災を身近に感じることが出来ました。
今回は転々と各地のお寺を回ったのですが どこも震災犠牲者の鎮魂と復興祈願のお祈りを
自主的に日々して下さっているようでした。
私は舞鶴にある松尾寺の馬頭観音さまに 各被災地や福島で犠牲になった
牛や馬 鶏やペットたちの慰霊を祈ってきました。
こういった事態の中で祈りは無力なのかもしれません。
でも みんなが同じ祈りを持つことができたら 復興していく困難にも
きっと立ち向かえます。
やっぱ がんばろう にっぽん(`Д´)ノ
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